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なーんにもやってないから
「生まれたてのオレをみてくれ」状態(笑)。
まー五分五分ね。
東武線ユーザーのクセにこっちに出て来てから東武百貨店をほっとんど使ったことのない私。あーでも、地下食にお土産用お菓子を買いに2回くらいは行ってるかも。
で、今日ロフトで見つからなかった理想の方眼ノートを求めて7階まで行ってみたら、こんなとこに伊東屋が入ってたのねー。じぇんじぇん知らなかった( ̄∇ ̄*)ゞ
ま、楽しさは本店が圧倒的に上だけど。
理想の方眼ノートはなかったのでまぁまぁかなぁ・・・なモノで妥協して帰ってきたけど(7割がた文具でやる気の有無が決まるタイプなので・笑)、久しぶりに本店をダラダラと観たくなったわー。2時間でも3時間でも平気で居座る迷惑な客ですけどね

寒いっつのに雨の中、朝から埼玉の山奥へ地鎮祭に引っ張られて行ってきました。
施設の地鎮祭なので、呑んだりしないし、あっさり終わったんですけど。
お昼には帰ってこられたので、スーツを脱いで嫌にならない内にお出かけ。
上野、国立科学博物かーん。
『菌類のふしぎ~きのことカビと仲間たち』です。(館内全部写真撮影可でした)
手前の西洋美術館のフェルメール展は相変わらずたくさん人がいましたが、「言ってもこっちは菌だから混んじゃいないでしょ。」と思ったんですけど、甘かった・・・。
年齢層は幅広く、子供も多い。6割は男性。
それはこの影響だね。
説明ボードもボードの下もすっかり「もやしもん」でかもされてます(笑)
イブニングで連載中の「もやしもん」がこの展示のキャラクターとして大活躍しているのです。で、気がついた。私の周りは大半がもやしもんファンのもよう。いろんなところで「あ~オリゼーかわいぃぃ」なんて声が聞こえる。
↑ちなみに白いのがA・オリゼー(麹カビ)で、角が黒いのがA・ニガー(黒麹カビ)
作者直筆の 落書き 注意書きやぼそっとコメントが強化ダンボールで作られた展示スペースの至る所に書かれています。
↑こいつは火落ち菌(L・フルクチボランス)。日本酒を酸っぱくする奴らです。
菌たち、吊し雛状態(笑)
足もとの画面では、菌がどんなものに使われているかなどを紹介中。
こんな感じ。
緑のが悪名名高きボツリヌス菌、奥の赤いのが「かもして殺すぞ」が決め台詞(笑)、O‐157。
キャラばかりじゃなくて、菌やキノコの展示も充実してました。
(こっちがメインなんだから当たり前)
これはキノコブース。
ダンボールを丸めて切り株に見立てて、ものすんごい大量のキノコを展示していました。
なんちゃらタケ(覚えきれるわけもなく・笑)の標本。
こーゆーのもたくさん。
普段自分が菌の分類の事なんて気にして生きてるワケもないので(笑)、そんな基本情報から、生物とかでちょっとやったかも…な、消えかけた記憶まで引っ張り出したりして、テスト前の勉強してるみたいな気分です。日本の菌学者の資料(椿啓介さんの手書きの菌の絵がすっごく上手でびっくりしちゃった)や、光るキノコの展示(展示ブースの一角で続々と培養中・笑)もあって、なかなか面白かったですよ。
説明ボードは小学校~中学校向けっぽい感じでしたけれども、菌に関しての基本情報が乏しい私にはちょうど良いレベルでした( ̄▽ ̄ゞ
この菌キャラを使ってくれたおかげで、その菌の特徴がすんなり入ってくるんですよね。文字だけではこうはいかないんだよなぁ。。。
第二会場は完全にもやしもん祭りでして(笑)、原画展までやってたわ。
これではビミョーにアニメイト状態なんでは・・・(苦笑)
ま、そんなこんなで、もやしもんファンの方はたっぷり楽しめますわよぉ。
私的には今回のこの展示、展示方法もなかなか楽しめました。
全てが強化ダンボールを加工して出来ていて(予算が切り詰められている事もうかがえますが・笑)、その断面が効果的に使われているのも好印象。苦労してるなぁ・・・と苦笑いしてしまうようなモノもありますが(誘導灯設置方法とかね)、そんな面も楽しんだ土曜日でした。
(また長くなっちった)
ウチは田んぼは何枚も持っているが、家には田んぼをやる人が一人もいない。
なので、田植えも稲刈りも管理も、その全てを何代も前、ずっと昔からの田んぼ仲間(田舎だなぁ・笑)で現在専業農家のTさんにお任せてしているので、ウチが買ったお米を横移動させるだけなのだが。
(量が多い時はホントは春に言ってくれないと困るのよねぇ。
「今年は○○○キロでよろしく~」ってお願いして田植してもらうんだからさー。)
先月中頃、実家からジムショに送ってもらっていたのだけど、
この連休に精米して食べたらしい。
っつーても、まぁ所詮ただの米、そうそう違いはねぇだろ。
と思っていたらしいショチョー。
ひとくち食べて、
新潟県民はこんなウマいコメを食べてんのか・・・
と、愕然としたらしい。
つか、今までどんなの食べてたのか、それこそ食べてみたいんですけど(笑)
そんなわけで、いつもお昼は外に行っちゃうショチョーですが
珍しく「残りのご飯をおにぎりで食べたい」って自宅に上がっていきました。
まぁ~本来、市場価格が5キロ3,000円超のお米ですからぁ~
(Tさんの生産者原価は驚くほど安いんだけど・笑)
そりゃ、そこらのお米には負けないさ。
上越米をなめんなよーΨ( ̄▽ ̄)Ψふぉっふぉっふぉっ
・・・にしても、大袈裟すぎて嘘くせーよ、ショチョー(笑)
とは言っても、最近人気急上昇なのは実は佐渡米らしい。
意外にうま味成分の糠層が深いらしい。
ちなみに、きっと同じ上越産でも、
中郷とか浦川原の方が標高が高いから美味しいはず。
(市町村合併で上越入りした所です)
魚沼産をお買い求めの方。
数年前の市町村合併で「魚沼市」だの「南魚沼市」だのができちゃって
「魚沼産」が異常に広~い範囲になっていますので、
本物の魚沼産をお探しの方はご注意を(笑)。
まぁ、そうじゃなくても、今は生産者が直売してたりするので、
そーゆーのをお買い求めになられたら、
結構どこのでも混ざりモノ無しの美味しいお米が食べられると思いますけどね

・・・・・・。
本来表示通りのお米で、混ざったりしてなきゃ、
スーパーで買うどの品種のどの生産地のも、
お米って美味しいはずなんですけどね~

今日の気分は秋刀魚だな。と思って
まだ古米が残ってるのですが(もうちょっとだ、がんばれ私)、
今日は新米で。
でさ、前に何かで見たんで、試してみました。
電子レンジで焼き魚。
すごーっ。
意外にちゃんと焼けるじゃん。
しなーっとしたらヤダなぁ・・・と思っていたのですが
皮がぱりっとしててびっくりしちゃった。
庫内も思ったよりも匂いが残らないし。
ガスコンロに魚焼きグリルが付いていないウチとしては
(普段は魚焼き網乗っけるか、フライパンを使ってたのさ)
ヒジョーに便利でござるぅ。
何よりも、家中サンマ臭にならないのが嬉しい。
面倒な時と洗濯物が干されている時(笑)は、これ使えるかもー。
そして、脂乗りまくりの秋刀魚は美味かった
芸術の秋ですから(笑)
今日は横浜。
ランドマークタワー、
新港ふ頭、
赤レンガ倉庫、
日本郵船倉庫、
大桟橋、
運河パーク、
三溪園
などを会場に、世界中の現代美術アーティストの作品が見られるイベントです。
以前、恩師にチケットを頂いて(森ビルが協賛になっているので)、プレス発表の時の写真を見せて貰いながら、ここは参考になる部分が少ないから(展示方法が建築的に面白いかが基準)、収穫の多いであろうこっちを見てこい、などとレクチャーを受けていたので、今日は新港ピアと郵船倉庫を見に行きました。
(ちなみにチケットは期間中2日間入れるようになっています。連日じゃなくてもいいみたい。)
赤レンガで何やら別イベントをやっているみたいで、どの道も混んでます。
初めてみなとみらい線を使って馬車道駅で下車。埠頭までは毎年情熱大陸ライブで使い慣れた道ですが、去年のライブから1年以上ぶりです。で、この埠頭に行く時のお約束は『事前に行くトイレはJICAで』(笑)。ワールドポーターズのお隣にJICAのビルがあるのですが、ここのトイレはいつも綺麗で人がいなくて快適です。3階にカフェもありますので、皆さまも新港ふ頭にお越しの際はどうぞ(笑)。
さて。数年前まで情熱大陸ライブの楽屋代わりだった倉庫が今回の会場。
中に入ると思ったよりも人が多い。みんな結構こーゆーのにも来るんだなぁ・・・。
すると入口すぐの所で小学生に捕まった(・・?) ナニゴト?
周りでも何人か手を引かれたり、話しかけられて誘導されている大人たち。
なんだか集められて、ある程度集まったところでその小学生の集団が大きな声で呼びかける。
『私たちはキッズキュレーターです。私たちのお気に入りの作品を中心に、ご案内をいたしますので、是非ツアーに参加してください。』
ほー、なるほどねぇ。
近くにいた大人スタッフ(と言うか、たぶん彼らの担任だ)に聞いたところ、日曜日の午前と午後2回だけ、今日から23日までだったかな(と言っても日曜日はあと3回か)、彼らなりの作品の解釈を交えて新港ピア内を回るのだそうだ。「お時間があったらどうですか?」と勧められたので、参加してみることにした。子供たちがここの作品をどう感じているのかも知りたかったので。
作品は映像もの、オブジェ的なもの、絵、写真、音・・・何でもありです。松任谷正孝さんのインタビューなども飾られていましたよ(アーティストがユーミンライブでインスピレーションを受けて作った作品の一部でした)。
きっと小学生たちはどう説明したら作品の魅力を伝えられるか、一生懸命考えたのでしょう。質問形式にしたり、体験ものにしてみたり。
静まり返った暗闇で鉄の玉が水面スレスレをただ往復して揺れる作品があったのですが、
それを『僕はこれを心臓の鼓動だ、と思いました』 と。
他にも彼らの解釈が意外に深くて、感心しちゃった。
行かれる予定のある方、参加したら楽しいかもしれませんよ。
鏡に映る人たちがキッヅキュレーターツアーに参加している大人たちです。
(もちろんこれも作品ですが)
このツアーに含まれなかった作品を逆送で回って(「殺人のためのG」なんてタイトルのとかは飛ばされるので・笑)、次の会場へ移動です。
郵船倉庫は建物自体がちょっとレトロでかっこいいのですが、それが作品を引き立てていて良いですねぇ。
ちなみに、みんなが見ているのは映像作品。
出品者はオノ・ヨーコです。
彼女が1965年に発表した「カット・ピース 1965」という作品のセルフカヴァー作品。
65年と同じように、黒いドレスをまとったヨーコは舞台の椅子に座っているだけ。観客がひとりひとり、ハサミを持ちヨーコの横に歩み寄り、軽くお辞儀をしてドレスを切り取り、あいさつ代わりのように肩に触れて立ち去る。それが延々と繰り返されるのだ。
歳を重ねたヨーコの姿の美しいこと・・・。
若いヨーコよりもずっと芯が通っていて、強い。
ここで一度立ち止まるとなかなか離れられずにいる人が多く、私も2回も見てきちゃったよ。
これは見ごたえのある作品でした。
この倉庫の作品は、R15指定がいくつかあります。
宗教的儀式をかたどって、人の生と死と肉体をリアルに表現するもので、生きたまま人を捌いたかのように見える(実際開くのは豚とか)映像が映るので、動物の血やら、腸やら、体液モドキやら、全裸やら、グッチャグチャです(笑)。こーゆー作品、女性の方がじっくり見ますねー。男性の多くは短時間で出ていきますが、女性は映像を最後まで見て行く人がほとんど。ま、私も例外ではありませんが。ただ、どれもホントに凄いので、普段平気な方もダメだったりするかもよー。お気を付けあそばせ。
他にもたくさんの作品を見てきたのですが、面白かったですよ。理解できるのかは別として。
というか。
作品の真意がきっちり伝わるってことの方が稀なんじゃないのかなぁ?
私はそれで良いと思うんだよね、最近は。音楽が人によってとらえ方が違うように、美術ってモノも人によっても、気分によっても、時間によっても違うと思うし。それ全部をひっくるめて、その作品を見た人がその人なりの評価をすればいいわけだし。
ってのは、真意をとらえきれない私のイイワケかしら(笑)
30日までやってるので、もう一日くらい行ってみたいなぁ。。。
ヨーコが最終日30日に何かパフォーマンスをするみたいです。
内容も会場も未定の様ですけど。
(人が集まり過ぎるから危なくて発表できないのかな)
HP発表があるかもなので、興味のある方はチェックしてください。
横浜トリエンナーレ公式HP
11月3日 23:00放映
NHK「英語でしゃべらナイト」の特集
≪体感!世界のアート最前線≫
横浜トリエンナーレを紹介するみたいです。
わざわざ行かないけど・・・って方は雰囲気を味わえるかも(?)です。
そういえば、朝から外でバタンバタンと何かがあおられる音がしていたわ。
よく晴れた今日、たくさんお洗濯をしてからお出かけ。
すっかり好きになってしまった琳派の作品をぎゅーっと集めた大琳派展。
前回国立博物館に来た時、日本美術「対決」で出てきた作品も何点もあったのですが、今回の目的は「風神雷神図屏風」。日本美術対決の時に時期を逃して見られなかった物のうちの一つだったのです。で、今回のこの展示には4つの風神雷神図が展示されていて、全期間展示のものと、入れ替えのものとがありまして。これが全部そろった時に見に行こう、と決めていたので今日になったのです。
どうしても見たかったのが、宗達が描いた風神雷神図屏風。原点となったものを見てこそ、と思っていたのでやっと念願がかなったよー。(↑写真のは光琳のものね)
まずは一つずつじっくり(と言っても、予想通りの激混みでなかなか思った距離間では見ることができないのですが

で、4つの中で私の好みは元祖宗達のと、鈴木其一の8面襖。わざと全部が収まらない様に描いた宗達とは違って、屏風にきっちり収めて書き上げた光琳と抱一のものは、屏風自体が大きいものの躍動感はあまり感じず、その色合いからもアニメっぽく平面的な印象。其一のは襖8面目いっぱいに広げて描きあげていて、二神の浮遊感もあるし、風神の周りには風がちゃんと吹いている。私はこの勢いが好きだ。
でも。
光琳と抱一の作品でおーっと思ったのは、今は別々の作品とされているが元々は裏表一つの作品だったという、風神雷神図屏風と夏秋草図。光琳の風神雷神が起こした風と雨が、屏風の裏側の抱一が描いた草花を揺らし、川を作っている。なんて素敵なオマージュなんでしょうね。とても素敵な作品でした。
デザイン誌として成り立っていた「光琳百図」や、それを元にしてできた後の数々の作品も、ちゃんと琳派で、受け継がれていってるんだなぁ…なんて感動したりして。建築でもさ、デ・ステイルも、モダニズムも、ポストモダンも、メタボリズムも、今トップを走る人たちに大きな影響を与えて継承されて昇華されて、また次の世代がそれに影響されて・・・同じ様に受け継がれていくんだね。そんなところに思いが至って、再来年の某企画展の前に見られて良かったわ。
そんなことを思いながら見ていた横で、お母さんと娘二人(小学校低学年と思われる)が、
角皿や硯箱を見ながら
『またこの絵だねー。琳派は代々撫子花フェチよねぇ。』
って娘に話していて思わず吹き出してしまった私( ̄▽ ̄ゞ
おかーさん、フェチって…(笑)
ミュージアムショップを覗いたら、展示の中でかわいくて気に入った着物のデザイン画の一つであった「千鳥」

がーこなちかこんとしては、これは外せません(笑)。しっかり手に入れてきましたよ

あー、せっかく上野にいたのに今日は菌たちまでは届かなかったなー。