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CHIKAKONの毎日と、それを彩るみゅ~じっく♪
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メタボリズムの未来都市展の会場外展示ってことで
銀座の中銀カプセルタワービルの一室が六本木通りに展示されています。

黒川紀章設計の世界で初めて実用化されたカプセル建築です。
彼が設計したメタボリズム建築で現存しているモノは数少ないので
是非改修して残して頂きたいものです。
だって、メタボリズムですよ?新陳代謝ですよ?
丸ごと解体したら設計趣旨に合わないでしょw
(まぁ、アスベストの問題やら構造やら何やらいろいろあるんですけどもね…)

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こんなのが140個、
コア部分にへばりついて構成されているのが
首都高から見えるあのビルなのです。













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内部、初めて実物を見たんですけども
レトロだけどヤケに未来的で
私好みですw
















1902467f.jpg

この部屋にぴったりのマリメッコクッションw























bd5ad408.jpg

このカプセル、数年前に
『解体されたら一個借りて来て展示したいなぁ…』
とボソッと語っていた恩師。

ビルのピロティに置かれている
モデルルームをレンタルすることで
実現可能になったのですねー。

クチにした事なんでも実現しちゃう恩師が恐ろしいですww


これは展覧会期間中ならば
フツーに六本木の街を歩いていて見られるモノなので
展覧会にお金払ってまで…と思われる方も
ちょろっと覗けるメタボリズム時代の片りんです。



りゅかー、年明けにおいでー。
この展覧会だけ見て帰っても無駄は無いと思うのよー。


 

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久しぶりに行ってまいりました、森美術館。
以前書いた、恩師の企画展です。

展覧会ですが、

凄かったです。
の、ひと言に尽きると思います。


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今年の秋、建築に興味がある方は是非、森美術館へ足を運んだら
きっと良いモノが見られると思います。

【メタボリズムの未来都市展】

メタボリズム。
もしかしたら、日本における建築が
一番熱くてキラキラしていた時代かもしれません。
きっとこれからの都市環境計画にも
まだまだ多くの影響を与え続けるのでしょうね。


恩師が数年前から計画していた展覧会。
今年開催のニュースを見て、実現したんだ!となんだか嬉しく思っています。

いえいえ、決してまわし者じゃないんですけどねww

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なぜだか上手く入らなかったので(謎)こちらにリンク貼ります。

羽田空港  羽田空港HP

羽田空港『空気の港』


NHK BSでちらりと見て
これは見に行きたい!と思ったアートイベントです。

「空港の空気」
飛行機が離着陸する度に変化する空間や人々の気持ちなどを
作品にしたものだそうです。

体験型アートですので、お子様も楽しめるはず。
作品ガイドツアーなども行われている様なので、
アートってなんだかとっつきにくい…と思っている方も
是非参加してみてください。

NHK‐BShi が見られる方はこのイベントに関しての再放送があるそうですよ。
NHK BShi 『デジタス』 10/19(月)午前1:00〜

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今日はお昼からでお出かけ。
開催されてから早く見たいぞーと思っていた阿修羅展@国博です。
いつもは電車に揺られてのんびり行くのですが、
今日は相方くんの車でぼけーっとしてる間に到着( ̄▽ ̄ゞ
しかしあっついですねぇ。これは夏っすよ、夏
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土日は異常に混んでいる国博ですが、とりあえず入場制限はなし(ほっ)。
まぁ、中は予想通り激混みでしたが
実のところ、昔のイメージが先行してしまっていて、相方くんがこういう所に一緒に行ってくれるとは思ってなかったんですが(失礼・笑)、楽しんでくれてたみたいで良かったです。それにしても背が圧倒的に高いってのはこういうところでも有利なんですね~(私との差約30センチ)。激混み阿修羅の周り、人の頭と肩ばかり見える私の横で『ん?足までばっちり見えるけど?』みたいにさらっと言ってのけた相方くんの足を踏んづけてやろうかと思っちゃったわよ(笑)。


さて、展示ですが。
いつ見ても、古いものって凄いですね。
人が時には命をかけて守ってきた1300年も昔のモノが
2009年に生きている私が目にできる。
木像でも残るのは凄いことなのに、
阿修羅立像なんて言ってみりゃ漆で固めただけのハリボテですよ。
そんなもん、よくぞこの時代まで残した!って思うし。
でも本物を見るとね、やっぱり守ろうとした気持もわかるんですよね。
凄く美しいもの。
今は褪せてしまっているけれど、うっすら残るその色が当時どれだけ鮮やかな色彩で
彩られていたのかが分かります。
それとあの3面の表情。
素晴らしい表現力ですよね。
じーっと阿修羅を見ているとキッと睨まれている感じがしてドキドキします。
見透かされている様で、自分の内面を見ている様で、ゾクゾクします。
これだから仏像鑑賞はやめられません( ̄∇ ̄*)
第2会場の四天王のブースはもんのすごい迫力でしたよ。
一歩踏み入れた瞬間におぉぉぉぉ・・・・とおののいてしまうくらい。
びっくりするくらい近くで見られるので、皆さんも是非。
木下さん、今回も360度鑑賞の展示をして下さってありがとうございます。
次は何にしましょうかねぇ?(笑)

あ、でも毎度のことですけど、
これもやっぱりそれぞれが本来存在する所で見るのが一番だと思うので
今回の興福寺の工事が終わったら、
奈良の仏像ガッツリ見学旅行にでも出てみたいと思います。


さてさて、今日はこれだけではございません。
上野を出る時に『海ほたるでも行ってみようか?』と提案してくれた相方くん。
私が以前、まだ行ったこと無いのーと言っていたのを覚えててくれて
私は超久々の首都高ドライブです。
スタートして何分もしない所で交通情報。
海ほたるで上り9キロの渋滞・・・あはは~笑っとけぇ。
ま、上りだけだし、とりあえず行っちゃえ!
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到着した海ほたる。
こっちは東京側。遠くに黒く見えるタケノコみたいなのが風の塔。
もう4時を回っていたので日も傾いて眩しい
それにしても綺麗だなー。
人気があるのはわかるよねぇ。
四方海ってホント素敵。船がたくさん見えるのもいいねぇ。
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こっちが千葉側。
よーく見ると渋滞してるの分かりますよねぇ(苦笑)。どうやら今日は大潮だったみたいで、潮干狩り客がたくさんいたみたい。
景色を堪能してから、中に入って「うみほたるとは何ぞや」な映像やら、周辺の生き物のを見たり、売店で試食をしてみたり、なかなか楽しい所でした。

帰り道は渋滞って割には、思ったよりは流れていて良かった良かった
東池袋までの記憶はあるのですが、気が付いたら既にウチのご近所だったことは内緒…。

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展覧会の期日もあと半月に迫り、
確実に行けるであろう日が今日だけだったので朝からお出掛け。

今回はインドの現代美術。
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前回に続きこれまた馴染みの薄いインドですが、感想を述べなければならないので(苦笑)
音声ガイドを借りて、しっかり鑑賞。

前回のフランス現代美術、アネット・メサジュとは全く違った色使い。
どの作家の作品も私が持っている「インドらしい色使い」のイメージそのまま。
古くからの文化もIT先進国の面も、どちらも感じられる面白い作品が多い。
スクリーンを使った作品は何度も行ったり来たりして、
見ず知らずの人たちと遊んでしまった(笑)。
これは面白いので、是非遊んでみて下さい。きっとお子さんも喜びます。
もちろん良い面だけでなく、
未だインド社会に暗い影を落とす階級や女性の社会的地位、植民地時代の傷痕など
ドキッとするような表現で、もの凄く強いメッセージを送りこんでくる。

中でも印象的だったのは、急激に発展したムンバイを中心とした都市の現状。
一見空撮のように見える写真は、街に溢れるゴミを使って再現したムンバイの街並み。
その写真が飾られた壁の下半分は窓から見える六本木の街。
もう一つは壁を『MEMORY』の文字にくり抜いて
その文字から眺める六本木の街。
53階から見るその街並みはとても近代的で綺麗なものだけれど
インドが抱える問題は、日本の、世界の問題でもあるのだと訴えてくるよう。
自分たちの足元をちゃんと見ろ、と言うことか。

美術館を出てシティビューに入って見た見慣れた東京の景色は
今日はなんだか違って見えました。


さて。
ミュージアムコーンを下ったところで、まみ&ムスコと合流。
ミッドタウンのお庭に遊びに行くことにしていたのだ。
ミッドタウンのビルを通り抜け、芝のお庭に出ると子供連れの家族が楽しそうに遊んでいる。
今日は暖かくてお外で遊ぶにはいいもんねー。
都会のど真ん中とは思えないほど、のどかで静かな公園で、ほっこり
ムスコを芝エリアに放流して、気の済むまでたっぷり遊んできました。
もう最後は足がぴよぴよになる程、がんばって遊んでいたね。
ミッドタウンのカフェで大人はお食事、ムスコは持参したおやつを食べて
ぶらぶらとお買いものも楽しんで帰ってきました。

2日間ムスコと過ごして、眺めたりかまったりして私が楽しんじゃってたわ( ̄▽ ̄ゞ
どうやら私でも役に立つらしいので(笑)また遊びに出かけましょーね。
とっても楽しい休日でした


そうそう、久しぶりにだっこした割には
まるで筋肉痛になっていない自分の筋肉を褒めたいです(笑)

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寒いっつのに雨の中、朝から埼玉の山奥へ地鎮祭に引っ張られて行ってきました。
施設の地鎮祭なので、呑んだりしないし、あっさり終わったんですけど。
お昼には帰ってこられたので、スーツを脱いで嫌にならない内にお出かけ。


上野、国立科学博物かーん。
『菌類のふしぎ~きのことカビと仲間たち』です。(館内全部写真撮影可でした)
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手前の西洋美術館のフェルメール展は相変わらずたくさん人がいましたが、「言ってもこっちは菌だから混んじゃいないでしょ。」と思ったんですけど、甘かった・・・。
年齢層は幅広く、子供も多い。6割は男性。
それはこの影響だね。

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説明ボードもボードの下もすっかり「もやしもん」でかもされてます(笑)
イブニングで連載中の「もやしもん」がこの展示のキャラクターとして大活躍しているのです。で、気がついた。私の周りは大半がもやしもんファンのもよう。いろんなところで「あ~オリゼーかわいぃぃ」なんて声が聞こえる。
↑ちなみに白いのがA・オリゼー(麹カビ)で、角が黒いのがA・ニガー(黒麹カビ)
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作者直筆の 落書き 注意書きやぼそっとコメントが強化ダンボールで作られた展示スペースの至る所に書かれています。
↑こいつは火落ち菌(L・フルクチボランス。日本酒を酸っぱくする奴らです。

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菌たち、吊し雛状態(笑)
足もとの画面では、菌がどんなものに使われているかなどを紹介中。

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こんな感じ。
緑のが悪名名高きボツリヌス菌、奥の赤いのが「かもして殺すぞ」が決め台詞(笑)、O‐157
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キャラばかりじゃなくて、菌やキノコの展示も充実してました。
(こっちがメインなんだから当たり前)
これはキノコブース。
ダンボールを丸めて切り株に見立てて、ものすんごい大量のキノコを展示していました。
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なんちゃらタケ(覚えきれるわけもなく・笑)の標本。
こーゆーのもたくさん。


普段自分が菌の分類の事なんて気にして生きてるワケもないので(笑)、そんな基本情報から、生物とかでちょっとやったかも…な、消えかけた記憶まで引っ張り出したりして、テスト前の勉強してるみたいな気分です。日本の菌学者の資料(椿啓介さんの手書きの菌の絵がすっごく上手でびっくりしちゃった)や、光るキノコの展示(展示ブースの一角で続々と培養中・笑)もあって、なかなか面白かったですよ。
説明ボードは小学校~中学校向けっぽい感じでしたけれども、菌に関しての基本情報が乏しい私にはちょうど良いレベルでした( ̄▽ ̄ゞ
この菌キャラを使ってくれたおかげで、その菌の特徴がすんなり入ってくるんですよね。文字だけではこうはいかないんだよなぁ。。。

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第二会場は完全にもやしもん祭りでして(笑)、原画展までやってたわ。
これではビミョーにアニメイト状態なんでは・・・(苦笑)
ま、そんなこんなで、もやしもんファンの方はたっぷり楽しめますわよぉ。

私的には今回のこの展示、展示方法もなかなか楽しめました。
全てが強化ダンボールを加工して出来ていて(予算が切り詰められている事もうかがえますが・笑)、その断面が効果的に使われているのも好印象。苦労してるなぁ・・・と苦笑いしてしまうようなモノもありますが(誘導灯設置方法とかね)、そんな面も楽しんだ土曜日でした。
(また長くなっちった)
 

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 芸術の秋ですから(笑)

 今日は横浜。
 ランドマークタワー、
 新港ふ頭、
 赤レンガ倉庫、
 日本郵船倉庫、
 大桟橋、
 運河パーク、
 三溪園

などを会場に、世界中の現代美術アーティストの作品が見られるイベントです。

以前、恩師にチケットを頂いて(森ビルが協賛になっているので)、プレス発表の時の写真を見せて貰いながら、ここは参考になる部分が少ないから(展示方法が建築的に面白いかが基準)、収穫の多いであろうこっちを見てこい、などとレクチャーを受けていたので、今日は新港ピア郵船倉庫を見に行きました。
(ちなみにチケットは期間中2日間入れるようになっています。連日じゃなくてもいいみたい。)

赤レンガで何やら別イベントをやっているみたいで、どの道も混んでます。
初めてみなとみらい線を使って馬車道駅で下車。埠頭までは毎年情熱大陸ライブで使い慣れた道ですが、去年のライブから1年以上ぶりです。で、この埠頭に行く時のお約束は『事前に行くトイレはJICAで』(笑)。ワールドポーターズのお隣にJICAのビルがあるのですが、ここのトイレはいつも綺麗で人がいなくて快適です。3階にカフェもありますので、皆さまも新港ふ頭にお越しの際はどうぞ(笑)。


さて。数年前まで情熱大陸ライブの楽屋代わりだった倉庫が今回の会場。
中に入ると思ったよりも人が多い。みんな結構こーゆーのにも来るんだなぁ・・・。
すると入口すぐの所で小学生に捕まった(・・?) ナニゴト?
周りでも何人か手を引かれたり、話しかけられて誘導されている大人たち。
なんだか集められて、ある程度集まったところでその小学生の集団が大きな声で呼びかける。
『私たちはキッズキュレーターです。私たちのお気に入りの作品を中心に、ご案内をいたしますので、是非ツアーに参加してください。』
ほー、なるほどねぇ。
近くにいた大人スタッフ(と言うか、たぶん彼らの担任だ)に聞いたところ、日曜日の午前と午後2回だけ、今日から23日までだったかな(と言っても日曜日はあと3回か)、彼らなりの作品の解釈を交えて新港ピア内を回るのだそうだ。「お時間があったらどうですか?」と勧められたので、参加してみることにした。子供たちがここの作品をどう感じているのかも知りたかったので。

作品は映像もの、オブジェ的なもの、絵、写真、音・・・何でもありです。松任谷正孝さんのインタビューなども飾られていましたよ(アーティストがユーミンライブでインスピレーションを受けて作った作品の一部でした)。
きっと小学生たちはどう説明したら作品の魅力を伝えられるか、一生懸命考えたのでしょう。質問形式にしたり、体験ものにしてみたり。
静まり返った暗闇で鉄の玉が水面スレスレをただ往復して揺れる作品があったのですが、
それを『僕はこれを心臓の鼓動だ、と思いました』 と。
他にも彼らの解釈が意外に深くて、感心しちゃった。
行かれる予定のある方、参加したら楽しいかもしれませんよ。
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鏡に映る人たちがキッヅキュレーターツアーに参加している大人たちです。
(もちろんこれも作品ですが)

このツアーに含まれなかった作品を逆送で回って(「殺人のためのG」なんてタイトルのとかは飛ばされるので・笑)、次の会場へ移動です。32a45607.jpg











郵船倉庫は建物自体がちょっとレトロでかっこいいのですが、それが作品を引き立てていて良いですねぇ。

ちなみに、みんなが見ているのは映像作品。
出品者はオノ・ヨーコです。

彼女が1965年に発表した「カット・ピース 1965」という作品のセルフカヴァー作品。
65年と同じように、黒いドレスをまとったヨーコは舞台の椅子に座っているだけ。観客がひとりひとり、ハサミを持ちヨーコの横に歩み寄り、軽くお辞儀をしてドレスを切り取り、あいさつ代わりのように肩に触れて立ち去る。それが延々と繰り返されるのだ。

歳を重ねたヨーコの姿の美しいこと・・・。
若いヨーコよりもずっと芯が通っていて、強い。
ここで一度立ち止まるとなかなか離れられずにいる人が多く、私も2回も見てきちゃったよ。
これは見ごたえのある作品でした。

この倉庫の作品は、R15指定がいくつかあります。
宗教的儀式をかたどって、人の生と死と肉体をリアルに表現するもので、生きたまま人を捌いたかのように見える(実際開くのは豚とか)映像が映るので、動物の血やら、腸やら、体液モドキやら、全裸やら、グッチャグチャです(笑)。こーゆー作品、女性の方がじっくり見ますねー。男性の多くは短時間で出ていきますが、女性は映像を最後まで見て行く人がほとんど。ま、私も例外ではありませんが。ただ、どれもホントに凄いので、普段平気な方もダメだったりするかもよー。お気を付けあそばせ。


他にもたくさんの作品を見てきたのですが、面白かったですよ。理解できるのかは別として。
というか。
作品の真意がきっちり伝わるってことの方が稀なんじゃないのかなぁ?
私はそれで良いと思うんだよね、最近は。音楽が人によってとらえ方が違うように、美術ってモノも人によっても、気分によっても、時間によっても違うと思うし。それ全部をひっくるめて、その作品を見た人がその人なりの評価をすればいいわけだし。
ってのは、真意をとらえきれない私のイイワケかしら(笑)

30日までやってるので、もう一日くらい行ってみたいなぁ。。。


ヨーコが最終日30日に何かパフォーマンスをするみたいです。
内容も会場も未定の様ですけど。
(人が集まり過ぎるから危なくて発表できないのかな)
HP発表があるかもなので、興味のある方はチェックしてください。
横浜トリエンナーレ公式HP

11月3日 23:00放映
NHK「英語でしゃべらナイト」の特集
≪体感!世界のアート最前線≫
横浜トリエンナーレを紹介するみたいです。
わざわざ行かないけど・・・って方は雰囲気を味わえるかも(?)です。

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木枯らし一号が吹いたらしい東京。
そういえば、朝から外でバタンバタンと何かがあおられる音がしていたわ。
よく晴れた今日、たくさんお洗濯をしてからお出かけ。
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すっかり好きになってしまった琳派の作品をぎゅーっと集めた大琳派展
前回国立博物館に来た時、日本美術「対決」で出てきた作品も何点もあったのですが、今回の目的は「風神雷神図屏風」。日本美術対決の時に時期を逃して見られなかった物のうちの一つだったのです。で、今回のこの展示には4つの風神雷神図が展示されていて、全期間展示のものと、入れ替えのものとがありまして。これが全部そろった時に見に行こう、と決めていたので今日になったのです。

どうしても見たかったのが、宗達が描いた風神雷神図屏風。原点となったものを見てこそ、と思っていたのでやっと念願がかなったよー。(↑写真のは光琳のものね)
まずは一つずつじっくり(と言っても、予想通りの激混みでなかなか思った距離間では見ることができないのですが)観て回り、最後に室の3面を使って展示された屏風全部を見渡せる位置に立ち、それぞれを見比べる。そんな具合に見ていると、当時の時代背景や作者の影響を受けたものがその画風に表れているのが少し分かったりして、なかなか面白い。
で、4つの中で私の好みは元祖宗達のと、鈴木其一の8面襖。わざと全部が収まらない様に描いた宗達とは違って、屏風にきっちり収めて書き上げた光琳抱一のものは、屏風自体が大きいものの躍動感はあまり感じず、その色合いからもアニメっぽく平面的な印象。其一のは襖8面目いっぱいに広げて描きあげていて、二神の浮遊感もあるし、風神の周りには風がちゃんと吹いている。私はこの勢いが好きだ。

でも。
光琳抱一の作品でおーっと思ったのは、今は別々の作品とされているが元々は裏表一つの作品だったという、風神雷神図屏風夏秋草図光琳の風神雷神が起こした風と雨が、屏風の裏側の抱一が描いた草花を揺らし、川を作っている。なんて素敵なオマージュなんでしょうね。とても素敵な作品でした。

デザイン誌として成り立っていた「光琳百図」や、それを元にしてできた後の数々の作品も、ちゃんと琳派で、受け継がれていってるんだなぁ…なんて感動したりして。建築でもさ、デ・ステイルも、モダニズムも、ポストモダンも、メタボリズムも、今トップを走る人たちに大きな影響を与えて継承されて昇華されて、また次の世代がそれに影響されて・・・同じ様に受け継がれていくんだね。そんなところに思いが至って、再来年の某企画展の前に見られて良かったわ。

そんなことを思いながら見ていた横で、お母さんと娘二人(小学校低学年と思われる)が、
角皿や硯箱を見ながら
『またこの絵だねー。琳派は代々撫子花フェチよねぇ。』
って娘に話していて思わず吹き出してしまった私( ̄▽ ̄ゞ
おかーさん、フェチって…(笑)
CA390051.JPG









ミュージアムショップを覗いたら、展示の中でかわいくて気に入った着物のデザイン画の一つであった「千鳥」の絵がスタンプになっていました。
がーこなちかこんとしては、これは外せません(笑)。しっかり手に入れてきましたよ

あー、せっかく上野にいたのに今日は菌たちまでは届かなかったなー。

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ユカイさんのサムシングではないです(笑)
村野藤吾語録です。

週末の予定がなんだかことごとく無くなったので
もう期限が迫っていた、汐留ミュージアムに行ってきました。
近頃すっかり1人で美術館や博物館に行くのが好きになってます。
とても良い気分転換になるのよね。
murano.jpg






例によって、お仕事柄いろんな美術館の招待券を持ってる恩師のおこぼれにあずかったんですが( ̄▽ ̄ゞ
2枚貰ったのですが、1枚は村野藤吾と言ったら私が思い浮かぶのはただひとり。ガッコ時代に先生に郵送して行ってもらいました。満足して頂けたみたいで良かったわ

村野藤吾。
もう20年以上も前に亡くなっているのですが、未だファンの多い建築家です。
そうですねぇ、よく知られているものは「新高輪プリンスホテル(現・グランドプリンスホテル新高輪)」とか、歌舞伎座」「日生劇場」とか、重要文化財の「世界平和記念聖堂、閉店してしまったけど「心斎橋プランタン
93歳、死の前日まで仕事をしていた建築界では伝説の男です。

私が特に好きなのは村野流数寄屋と呼ばれる「佳水園」と有機的建築の「谷村美術館
特に谷村美術館は実家に比較的近い所にあって、学生時代に父と展示物ではなく”美術館”を見に行きました。有機的建築ってものがあまり得意ではない私ですが、(フンダート(フンデルト)・ヴァッサーとかは本物を見たのに、今も苦手です)、村野藤吾の建築に関しては、「地面と建物の境界線をなくしたい」って言われると、そうですね。って素直に受け入れられるんですよねぇ。なぜなんでしょ?この谷村美術館を実際に見に行って、彼の建築が好きになりました。シンプルだけれど温かみがあって、とてもとても美しい空間です。

建築家であるけれども、インテリアデザインにとても長けていた彼は、たくさんの家具や照明もデザインしています。モダンで、今でもカッコイイと思うものばかりです。

そんな彼の作品の手書きの原図やスケッチがたくさん展示されていて、ちょっと感動。
完成した建物のホントに初期の初期だと思われるスケッチまで残っていて、思考をたどることが出来るなんて鳥肌ものだわ。谷村美術館の初期エスキースが新高輪プリンスホテルのメモ用紙に書かれているのに、クスッと笑いたくなってしまう。
それにしてもどれもこれも綺麗な図面だ。
手書きの図面ってその人の力量がすぐに分かってしまうから恐ろしいけれど、それでも作品に対しての熱を感じられて凄く好きです。近頃は手書きの図面なんてとんと見なくなったけれど、たまには何も聞こえなくなるくらい集中してガッツリ描きたくなる。
ちょうど仕事で家具スケッチを出さなければいけないのがあったので、帰って来てからスタバで陣取ってφ(- -*) カキカキ。。。なんだかいつもよりもはかどりました(*^^)v


そんな彼の残した言葉で印象に残っているもの。

「ひとつのことだけいったり、理屈だけいったってだめですよ。
 絶えずサムシング・ニュー、これをやらないと」

冒頭で「ユカイさんじゃないですよ」って言ったけども
ユカイさんが言うところの「サムシング」にも通ずるものってあるのかも。
ま、それでもあの人、変な人ーって思ってるけど(笑)


「時流に乗るな 多数派に巻き込まれたら脱皮して必ず少数派になれ」
なんかね、ガツンとくる言葉ですよ。
・・・・・お前に脱皮する力があんのか?って話なんですけども(苦笑)
やけにやる気になる言葉だな、と。


そんなわけで、いいもの観ました。
M先生、ありがとうヾ(^-^)
 

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