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寒いっつのに雨の中、朝から埼玉の山奥へ地鎮祭に引っ張られて行ってきました。
施設の地鎮祭なので、呑んだりしないし、あっさり終わったんですけど。
お昼には帰ってこられたので、スーツを脱いで嫌にならない内にお出かけ。
上野、国立科学博物かーん。
『菌類のふしぎ~きのことカビと仲間たち』です。(館内全部写真撮影可でした)
手前の西洋美術館のフェルメール展は相変わらずたくさん人がいましたが、「言ってもこっちは菌だから混んじゃいないでしょ。」と思ったんですけど、甘かった・・・。
年齢層は幅広く、子供も多い。6割は男性。
それはこの影響だね。
説明ボードもボードの下もすっかり「もやしもん」でかもされてます(笑)
イブニングで連載中の「もやしもん」がこの展示のキャラクターとして大活躍しているのです。で、気がついた。私の周りは大半がもやしもんファンのもよう。いろんなところで「あ~オリゼーかわいぃぃ」なんて声が聞こえる。
↑ちなみに白いのがA・オリゼー(麹カビ)で、角が黒いのがA・ニガー(黒麹カビ)
作者直筆の 落書き 注意書きやぼそっとコメントが強化ダンボールで作られた展示スペースの至る所に書かれています。
↑こいつは火落ち菌(L・フルクチボランス)。日本酒を酸っぱくする奴らです。
菌たち、吊し雛状態(笑)
足もとの画面では、菌がどんなものに使われているかなどを紹介中。
こんな感じ。
緑のが悪名名高きボツリヌス菌、奥の赤いのが「かもして殺すぞ」が決め台詞(笑)、O‐157。
キャラばかりじゃなくて、菌やキノコの展示も充実してました。
(こっちがメインなんだから当たり前)
これはキノコブース。
ダンボールを丸めて切り株に見立てて、ものすんごい大量のキノコを展示していました。
なんちゃらタケ(覚えきれるわけもなく・笑)の標本。
こーゆーのもたくさん。
普段自分が菌の分類の事なんて気にして生きてるワケもないので(笑)、そんな基本情報から、生物とかでちょっとやったかも…な、消えかけた記憶まで引っ張り出したりして、テスト前の勉強してるみたいな気分です。日本の菌学者の資料(椿啓介さんの手書きの菌の絵がすっごく上手でびっくりしちゃった)や、光るキノコの展示(展示ブースの一角で続々と培養中・笑)もあって、なかなか面白かったですよ。
説明ボードは小学校~中学校向けっぽい感じでしたけれども、菌に関しての基本情報が乏しい私にはちょうど良いレベルでした( ̄▽ ̄ゞ
この菌キャラを使ってくれたおかげで、その菌の特徴がすんなり入ってくるんですよね。文字だけではこうはいかないんだよなぁ。。。
第二会場は完全にもやしもん祭りでして(笑)、原画展までやってたわ。
これではビミョーにアニメイト状態なんでは・・・(苦笑)
ま、そんなこんなで、もやしもんファンの方はたっぷり楽しめますわよぉ。
私的には今回のこの展示、展示方法もなかなか楽しめました。
全てが強化ダンボールを加工して出来ていて(予算が切り詰められている事もうかがえますが・笑)、その断面が効果的に使われているのも好印象。苦労してるなぁ・・・と苦笑いしてしまうようなモノもありますが(誘導灯設置方法とかね)、そんな面も楽しんだ土曜日でした。
(また長くなっちった)