無題

包丁を研ぐのが好き。
普段は刃を差し込んで何度か動かすだけ～の簡易砥石を使うのですが、年に数回荒砥石と中砥石を使ってちゃんと刃を新しくします。（ホントは仕上用の#3,000くらいのをもう1本持ってると良いんでしょうけどね） 同じ姿勢で同じ角度で黙々と研いでいると何だかとても落ち着くんですよねぇ。しゅりんしゅりんという、あの音も好きなの

高校の時（あれは1年の時だっけ？）、自分のお道具箱を与えられてカンナもノミも使ったら自分で研げ、と言われたのだけれど、あんなの研げないって 完璧と思ってセンセのところに持っていくと、『これで木を削って見ろよ』と言われてカンナの土台に刃を装着して削ろうと思ってもじぇんじぇん削れないのむしろ私が研がない方が切れてたってば
そんなのを何度も繰り返して、気が付いたら包丁はそれなりに研げるようになってたよ。
やっぱり私はこんな坦々とした作業が性に合っているんだなぁ…職業間違えたか？（笑）
ま、私の高校選びだけは間違ってなかったと思うけどね。生活に必要な便利な小技は全部高校の時に身に付けたものだもんなぁ。。。
研ぎながら、もう一度工業高校のあの3年間を過ごしてみたいな～と、お正月に友人たちと話していた事をふと思い出しました