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6月20日に改正になった基準法。あの事件のとばっちりを食らい、確認申請に関するほとんどの事が改正されたのだが、国交省の見切り発車もいいとこ、役所も民間審査機関もまるで付いて行けず。国から明確な審査基準が示されていないために『しばらくの間確認申請を受け付けません』と言い切るところが続出。近頃やっとそろぉりそろぉりと動き出したようだが、それでも出す側、受ける側共に手探り…まるで新卒の子みたいな状態でお互い役に立たない(苦笑)。

モノを開発している方ならよくご存知だと思うが、『認定品』を名乗る為の認定書(証か?)は認定番号を記した紙は一枚だが、それの材質、構造などを細かく書いた書類は(モノにも寄るが)大概A4サイズ10枚~という感じだと思う。今回の改正で、壁紙や床材、外壁のサイディング、屋根素材など、防火や耐火、シックハウス対応(F☆☆☆☆)などの認定を受けているものを使用する場合は、それぞれについてその認定書一式を添付しなければならない。例えば、住宅で部屋の用途に関わらず、5部屋全て別の認定素材を使ったとしたら壁、床、天井の仕上げと下地、接着剤、全てにおいてその認定書の写しを添付する事になる。これを5部屋分・・・(-"-;)今日遊びに来た協力事務所の方が言うには、木造2階建の確認申請用図面なんてのはA2サイズでせいぜい3枚程なのに、それに対しての認定書の枚数は200枚を超えたと…。

こんなの意味あんのか?
相変わらず国認定の構造計算ソフトはいつ出来るのか分からないし、確認を出しても審査する側が怖くておろせないなんてヒジョーにバカらしい。木造2階ならプランが決まれば3日もあれば提出書類は十分揃うのに、図面に対する書き込みが大げさではなく倍になり、トータルの作業時間は倍以上かかる状態だ。今までの設計料では割りに合わない。人件費も紙の使用量もとてつもなく増えていて、誰のためにこんな事してるのか、さっぱり分からない。今までそんなこと書かなくてもちゃんと判断できてたじゃない!ってモノまで素人に説明するかの様な状態で、プロ対プロの仕事がこれかよ…(-"-;)

全部全部施主にのしかかってくるんだぜー。
やれっちゃやるけどさ、設計料が軒並み跳ね上がること、決定だよコレ。
そして、こんなアホらしい確認申請、2年ともたずに改正されちゃうよ、きっと。
あー、それにさ。省エネにも逆行してるじゃん(呆)
電気も紙も大量に使いまくってやれーっ(" ̄д ̄)けっ!

んなわけで、ウチのジムショは木造2階住宅新築、某県立高校エレベーター棟増築、RC3階住宅新築、プレハブ平屋薬局新築、木造平屋町内会館新築、5物件も確認申請が重なっていて、内大物3物件抱える私は倒れそうです…(o_ _)o

こんなんでホントに来月のSUZY行けるのかなぁ…(/_<。)

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