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お買いものをしてる時に
店員さんに付かれるのがとっても苦手な私ですから
しつこいと「用があったら呼びますから」と冷たく断ってしまうのですが、
ジムショの最寄り駅にある2つのお店の特定の店員さんとだけは
いつの間にやら、なぜだか仲良し。
その内の一つのお店の仲良し店長さん(多分ちょっと年下)に
何カ月も前から「是非見せてーっ」と頼まれていたブーツがあるのだけれど
仕事にそれを履いて行く事はないので、
いっそデジカメで撮っていけばいいのだ。と思いカメラを持ってお店を訪ねました。
店長さん、画像を見る前から私のカメラケースとストラップにで
取り出したカメラにも
「ずるーい!それ欲しかったのー!」と大騒ぎ(何がズルイのさ・笑)
ブーツの写真を見せると
「いやぁ~んステキすぎますぅ。この写真ください~
」とまた大騒ぎ(笑)
春物デザインの参考にしたいんだそうだ。
その写真を元に2人で
「こんな色のがあったらいい」とか
「ここがこうなってたら、きっともっとかわいいハズ」とか絵まで描きだして
話が止まらなくなってしまって、店先で30分も喋っちゃった。
結局私がいつも仲良くなるのは、
サバサバした男前な性格の、見た目が可愛い女の子なのよね。
ワシは男か(-"-;)
日食だもんねー、有給取らなくちゃ。(うそ)
出かける準備をしながらTVで見ていたんですが、感動的ですね。
皆既日食を追いかけている人たちの気持ちが分かるような気がします。
一生に一度でいいから生で見てみたいです。
フジの爆笑中継もなかなか良かったのですが、
何といっても、NHKの硫黄島からの中継がとっても綺麗だった~
(*゜0゜)ハッ!!
・・・もしかして地デジで見たらもっと綺麗だったんじゃ…
何の為のチューナー搭載HDDなんだか…(-"-;)
残念なヤツだよ、ちかこん…(o_ _)o
さて。
皆既日食中継も満喫して、お出掛けした先は有給の目的、講習会。
相方くんのお仕事関係の方が便宜をはかって下さって
一度ちゃんと習いたい!と思っていた内観パースの講習会に参加させて下さいました。
このパースは『コミュニケーションパース』と名付けられていて、
フリーハンドでいっちゃおう!というもの。
お客様を目の前に、コミュニケーションの材料として使えるパースを
その場でさらっと書けるようになりましょね、という趣旨。
初級コースで参加者は30人ほど。
基礎からちょっとしたテクニックまで4時間みっちり。(そしてぐったり・笑)
外観パースはたくさん習ったけど、内観ってほとんど描いた事がない。
学生時代、プランを練りながら、パースもどきのスケッチを書いたり
事務所でショチョーに説明する為にその場でなんとなく描いたり・・・程度で
そらぁもう、消点やらアイレベルなんてあやふやな
まぁ意図は分かるから別に良いよねー、みたいなレベルでして…
そんなお子様のお絵描きに毛がちょぼちょぼレベルから、
お客様の前で描いてもお恥ずかしくない程度にまで進化するべく
必死こいて習ってきました。
パースの原理は理解しているけど、復習もできて良かったわ。
初級ですし、パースを初めて描くって方もいらしたみたいなので
そんなに高レベルなテクニックまでは出てきませんでしたが、
改めて発見することもあったので、充実した時間でした。
先生のお話にもありましたけども、
意匠設計をやる設計士は総合設計のわりに
意外とインテリアに関しての知識が浅いんですね。
(もちろん、得意とされてる方も少なくないでしょうけど)
壁・床・天井の色までは口出しして決めるけど、カーテンがどうの、じゅうたんがどうの
そこはお施主さんがお好きにどうぞ、みたいなのが多かったり、
インテリアにたどり着く頃には予算がきつきつで
(想像の中ではカッシーナやカリモクのイメージでも)
後はイケアかニトリでご自由にどうぞ…みたいな(笑)。
ハウスメーカーさんや一部設計事務所にはインテリアコーディネーターも存在しますが、
ウチの事務所は家具を含めたトータルコーディネートは一度もやったことがありません。
むしろ家具は別途購入で逃げたいくらい。
(作り付けのものはキッチリ雑詳おこしますけどね)
私も、とある資格の勉強を舐める程度ですがやった時に、
本気で分からん…(-"-;) と思うモノがたくさん出てきて困りました。
でも、カーテンのひだひだや、じゅうたんのフカフカ具合の事なんて知らなくても
立派に建物は建っちゃうんだもん(笑)
今日の講習を受けて、そういう部分を『知らなくてもいい』と片付けることで
フリーハンドとはいえ、偽物のパースが出来上がるんだ、ということを思い知らされました。
私がこの業界に残る為にやらなくちゃいけない事は山積みみたいです(苦笑)
でもね、とーーーーーーーっても楽しい講習だったので大満足です。
私の参加を快く引き受けて下さった皆さま、どうもありがとうございました
余談ですが。
この先生、新潟のご出身らしいのですが
解説して下さる言葉の端々にほんの微かですが
ニイガタン臭がしてちょっと嬉しかったのでした(笑)
以前にもこのガッコから女の子が研修に来た事があるのですが、
今回はイマドキな男の子。
例によって一回り下で平成生まれ…
はぁ…(ノ_-;)
それはともかく

この彼、とても使えるヤツでした。
通常、研修生は図面の修正などの仕事を任せると、
その図面で指示された箇所に精いっぱいで
そこだけを直して
「終わりました」
と持ってくる。
こちらもその程度のつもりで仕事を渡すワケだけれども、この子は違うんですよね。
手が空くとその物件の図面を一枚一枚ゆっくりと眺めているんですが、
また仕事が出来て、訂正箇所を見せると
「…と言うことは、昨日直したあの図面も同じ様に訂正して良いのですか?」
とか、
「今ちょうど見ていたのですが、この図面も関連していますけど、
僕で出来るようなら手伝わせて下さい。」
とくる。
もー、おねぇさんはびっくりですよ。
生まれて初めて見る改修図面でごっちゃごちゃだから意味分かんなくて
ぼけーっと図面見てんのかなぁ、なんて思っていたのにしっかり読み込んでたし、
見た図面の6割くらいは覚えている

それに、直し終わった図面の戻りが極端に少ない

図面に向かう時に凄く集中できる子なんだなぁ、と感心しちゃいましたよ

設計事務所に慣れているのかな?と思って質問してみると
初めて来て、実は凄く緊張しているのだ、と言う。
しかも授業で使うCADと違うのを使わされていて、大変なのが良く分かるのだけれど
時間が空くと必要な機能を探していみたり、簡単な図形を描いて練習したり
こんなに前向きで上達の早い研修生は初めてでしたよ。
残念ながら、我が母校の研修生でこんな出来のイイ後輩が居た試しがない

1日48時間になれ!と激しく願っていた私(笑)をしっかりサポートしてくれちゃって、
おかげで先が見えて来たんですもの

ジムショの誰もが、研修期間がたった1週間でヒジョーに残念に思っていたのでした。
そして本日17時、その優秀な私の助手は研修期間を終えて
深々と頭を下げて帰って行きました


ジムショが想像以上に静かで
1日黙って座っているってのが一番疲れたみたいだけど(笑)
1週間、とってもいい仕事をしましたよ

意匠設計事務所に就職するのはきっととっても大変な事だと思うけど
彼にはぜひ、頑張ってその道に入ってもらいたいな、と思うのでした。